赤い城

インドのデリーにあるムガル帝国時代の城塞。デリー城とも。
なお、インドで「赤い城」といえばアーグラ城塞を指す場合もある。
毎年8月15日のインド独立記念日には、ここで首相演説が行われる。

【歴史】
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンがアーグラから遷都し自らの名を冠した新都の居城とした。
1857年のインド大反乱のとき、イギリスは軍の駐屯地として接収した。
兵舎が建設されるなど城内は大きく作り替えられた。
インドの独立後も、近年まで軍の施設として使用されていた。
2007年に、隣接するサリームガル城と併せて「赤い城の建造物群」として世界遺産登録。

【世界遺産登録】
この世界遺産は以下の基準を満たしたとみなされ、登録がなされた。
  • (2)ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (3)現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (6)顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの。

  • 最終更新:2017-02-07 22:24:47

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